log

独自拡張  xAIML独自のタグです。

<log>で囲んだ内容をログに出力します。

<log>は開発者がシナリオの動作確認や、デバッグなどに利用するログ情報を出力する際に使用します。
また、ログ出力の際にlog_level属性を指定すると、用途に応じてログの出力有無を制御できます。

ご注意
<think>と同様に、タグで囲んだ処理は通常通り動作しますが、出力が抑制されます。

属性

名称 必須 デフォルト 説明
key string - ログ(JSON)上のキーを指定します。
log_level string - INFO ログレベルを指定します。

key

ログ(JSON)上のキーを指定します。

Example

キーにtestを指定した場合のログ出力例です。

log_level

ログのレベルを指定します。

ログは自身のlog_level属性の値が、ボットプロパティに登録されたlog_level以上の場合のみ出力されます。
この動きを利用して、開発用のログにDEBUG、ボット公開後も必要なログにはINFOなどを指定し、ボットプロパティと組み合わせることで、シナリオの変更無しに必要なログのみを出力することができます。

また、ボットプロパティのlog_levelが未登録の場合、INFOをデフォルト値として動作します。
そのため、未登録の場合はDEBUGレベルの<log>が出力されません。必要に応じてボットプロパティを登録してください。

指定可能なレベルと、出力されるレベルの組み合わせは下表をご覧ください。

log_level属性 ボットプロパティ(log_level
DEBUG INFO WARN ERROR FATAL
FATAL
ERROR
WARN
INFO
DEBUG

子要素

<template>と同様です。