PredicateStore記法

<predstore>タグでは、PredicateStore記法を使用して、JSONデータの作成や編集を行うことができます。

また、<predstore>タグでは、同記法以外にPredicateStore関数も使用できます。
(PredicateStore関数の利用方法については、こちらをご覧ください)

JSONデータの例

作成したJSONデータは、<ext>タグによるサービス連携や、クライアントアプリとのデータ連携などに利用することができます。

データ操作方法

<predstore>タグで、データを操作する方法について説明いたします。

Object名

Object名に利用可能な記号はハイフン(-)とアンダースコア(_)のみで、文字列は半角スペースを含まない半角英数字、日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)になります。

データ操作記法

<predstore>タグで使用できるデータ操作記法について説明いたします。

構文エラー及び存在しないObject名を指定した場合は、undefinedを返却します。

記法 返却値 説明
Object.Key Object.Keyの値 Object.Keyの値を取得します。
Object.* Object配下の全ての値 Object配下の全ての値を取得します。(スペース区切り)
Object.Key=Value Valueの値 Object.KeyValueを設定します。
Object1=$Object2 Objectの値 Object1Object2を設定します。
!Object OK Objectを削除します。
(Value1 Value2 Value3) Value1 Value2 Value3 Value1 Value2 Value3を1つのリストにまとめます。
Object=$(Value1 Value2 Value3) Value1 Value2 Value3 Value1 Value2 Value3のリストとしてObjectに設定します。

データ操作例

データ設定

Exapmle – 1

Object.Key=Value記法を使い、Object.Keyにデータを設定します。

xAIML

実行結果

データ構造

実行前

実行後

Exapmle – 2

Object.Key=Value記法を使い、既存のデータに値を追加する例です。

xAIML

実行結果

データ構造

実行前

実行後

Exapmle – 3

Object=$(Value1 Value2 Value3)記法を使い、リストデータを設定する例です。

xAIML

実行結果

データ構造

実行前

実行後

データ取得

以下のデータからfamily配下の値を取得する例です。

Exapmle – 1

Object.Key記法を使い、値を取得します。

xAIML

実行結果

Exapmle – 2

Object記法を使い、Object配下のkey一覧を取得します。

xAIML

実行結果

Exapmle – 3

Object.*記法を使い、Object配下の全てのValueを取得します。

xAIML

実行結果

データ削除

Objectを削除または初期化する例です。

Exapmle – 1

!Object記法を使い、Objectを削除します。

xAIML

実行結果

データ構造

実行前

実行後

Exapmle – 2

Object.Key=Value記法を使い、Object.Keyの値を削除します。

xAIML

実行結果

データ構造
実行前

実行後

Exapmle – 3

Object.Key=Value記法を使い、Object.keyのリスト内容を削除します。

xAIML

実行結果

データ構造
実行前

実行後