CGS(Context Generation Server)とは、xAIMLで解決できない処理や、天気などの外部コンテンツを取得する際に利用します。この機能を利用してボットと既存のサービスを連携させ、高機能なボットを作成することができます。
CGSは<ext>
タグで使用することができます。
CGSは大きく分けて、内部CGSと外部CGSの2つに分かれます。
内部CGS
ドコモの自然対話プラットフォームに内蔵されているCGSを指します。
内部CGS一覧
CGS名 | サービス名 | 使用用途 |
---|---|---|
汎用CGS | multicgs |
外部サービスを利用。 |
しりとりCGS | siritori |
しりとり機能を利用。 |
WikipediaCGS | wikipedia |
Wikipediaから情報を取得。 |
URLエンコードCGS | urlencoder |
URLをエンコード。 |
URLデコードCGS | urldecoder |
URLをデコード。 |
意図解釈時刻表現変換CGS | nludatetime |
意図解釈結果の相対時刻を絶対時刻に変換。 |
外部CGS
ドコモの自然対話プラットフォームに内蔵されていないCGSを指します。
開発者が作成したCGSを、ボット設定のサービスに登録すると、内部CGSと同じようにxAIML上で外部CGSを利用できます。
※外部CGSの開発ドキュメントはこちらをご覧ください。
CGS実行結果取得方法
CGS実行結果を取得するには、<get>
タグなどで下表のPredicateを取得します。
Predicate一覧
Predicate名 | 内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
_ext_[サービス名]_status |
必須処理結果ステータス ( true :処理結果あり/false :処理結果なし または エラー) |
||||
_ext_[サービス名]_error_code |
必須エラーコード ( success :正常終了/fail :異常終了/timeout :タイムアウト) |
||||
_ext_[サービス名]_status_code |
必須HTTP ステータスコード | ||||
_ext_[サービス名]_error_message |
エラーメッセージ | ||||
_ext_[サービス名]_[Predicate名] |
取得データ | ||||
※JSONキー 階層構造はピリオドで表現し、配列は角カッコのzeroオリジンで記述する。 |
取得データ (JSON形式) JSONサンプル
記述例
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