ボット内で共通の設定であるシナリオ設定についてご説明します。
シナリオ設定画面を表示する
ボットプロパティを設定する
ボットプロパティを使用すると、ボット内のxAIMLから共通で参照できるプロパティを設定できます。
ポイント
ボットのプロフィール情報などに使用します。
xAIMLからボットプロパティを参照する際は、以下のようにxAIMLを記述してください。
※このサンプルは、ボットプロパティのキー「botname」に「太郎」が登録されていることを前提にしています。
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<aiml> <category> <pattern>あなたの名前は</pattern> <template> <bot name=“botname”/>です <!-- 「太郎です」と発話します --> </template> </category> </aiml> |
操作方法
- ボットプロパティの「編集」を押下してください。(押下すると設定ダイアログが表示されます)
- xAIMLで利用するキーと、その値を入力してください。
ポイント最終行でEnterキーを押下することで、空白行を追加できます。
項目説明項目名 説明 キー 半角英数字と記号「-_」
最大100文字
他のキーと重複しないこと値 全角半角文字
記号「” ‘ < >」は不可
最大100文字 - 「OK」を押下します。
デフォルトPredicateを設定する
デフォルトPredicateを設定すると、ボット内で使用するPredicateに初期値を設定することができます。
操作方法
- デフォルトPredicateの「編集」を押下してください(押下すると設定ダイアログが表示されます)
- xAIMLで使用するpredicateと、その初期値を設定してください。
ポイント最終行でEnterキーを押下することで、空白行を追加できます。項目説明項目名 説明 キー 半角英数字と記号「-_」
最大100文字
他のキーと重複しないこと値 全角半角文字
記号「” ‘ < >」は不可
最大100文字 - 「OK」を押下します。
秘匿情報キーを設定する
秘匿情報キーを設定すると、指定されたclientData のキーを、ログ上でマスクすることができます。
※現在この機能は利用できません。
操作方法
- 秘匿情報キーの「編集」を押下してください。(押下すると設定ダイアログが表示されます)
- ログ上でマスクするclientData のキーを設定してください。
項目説明項目名 説明 キー 半角英数字と記号「-_.」
最大100文字
他のキーと重複しないこと - 「OK」を押下します。
<sraix>による呼び出しを設定する
<sraix>による呼び出しを有効にすると、他のボットから自分のボットを呼び出せるようになります。
他のボットから呼び出す際は以下のようにxAIMLを記述してください。
※このサンプルは、sraixによる呼び出しを有効にしている「dummy-weather」というボットが存在することを前提にしています。
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<aiml> <category> <pattern>* の天気を調べて</pattern> <template> <sraix botid="dummy-weather"><star /></sraix> <!-- ボット「dummy-weather」に処理を委譲します --> </template> </category> </aiml> |
操作方法
- <sraix>による呼び出しの「編集」を押下してください。(押下すると設定ダイアログが表示されます)
- 下表を参考に、ボットのスコープを選択してください。
値 説明 備考 global <sraix>による呼び出しを有効にします。 Frontボットとして使用できます。 public <sraix>による呼び出しを有効にします。 他プロジェクトからによる遷移が可能です。
Frontボットとして使用できません。project <sraix>による呼び出しを有効にします。 他プロジェクトからによる遷移はできません。
Frontボットとして使用できません。無効 <sraix>による呼び出しを無効にします。 無効はnull の状態です。
Frontボットとして使用できます。 - 「OK」を押下してください。
対話タイムアウトを設定する
対話タイムアウトを使用すると、意図解釈の対話ステータスを保持する時間を設定できます。
操作方法
- 対話タイムアウトの「編集」を押下してください。(押下すると設定ダイアログが表示されます)
- タイムアウトの秒数を、「-1 〜 1800」の範囲で設定してください。
※「設定値なし」をオンにした場合は、デフォルト値を使用します。 - 「OK」を押下してください。
聞き直しタイムアウトを設定する
聞き直しタイムアウトを使用すると、前回の対話をクリアするまでの時間を設定できます。
聞き直しタイムアウトに100を設定した場合、100秒を超えて再度対話を行うと、連続対話とならず、初期発話として処理されます。
操作方法
- 聞き直しタイムアウトの「編集」を押下してください。(押下すると設定ダイアログが表示されます)
- タイムアウトの秒数を、「-1 〜 1800」の範囲で設定してください。
※「設定値なし」をオンにした場合は、聞き直し機能が無効になります。 - 「OK」を押下してください。
サービスURLを設定する
サービスURLを設定すると、<ext>タグを使用して外部CGSへの接続ができます。
サービスURLを追加する
- サービスURLの「追加」を押下してください。(押下すると追加ダイアログが表示されます)
ポイントサービスURLは最大100件まで登録できます。 - サービス名とURLを入力してください。
項目説明 項目名 説明 サービス名 入力必須
半角英数字と記号「-」 96文字まで可
他のサービス名と重複する場合は使用不可
“taskServer”と”TaskDialogueServer”は不可URL 入力必須
“http://”か”https://”で始まるURL形式の文字列であること
最大256文字 - 「OK」を押下してください。
サービスURLを変更する
サービスURLを削除する
NGワード/代替回答を設定する
NGワードや代替回答が登録済みの場合、当画面にて[参照]と[削除]を行うことができます。
登録は、アップロード/ダウンロード画面にてファイルをアップロードすることで行います。